湯原昌幸 全曲集~幸せの回数~

湯原昌幸 湯原昌幸 全曲集~幸せの回数~歌詞
1.幸せの回数

作詞:もりちよこ
作曲:田尾将実

あと何度 君と食事できるだろう、
ありがとうって言えるだろう?
あと何度 散歩できるだろう、
おいしい珈琲飲めるだろう?

同じ朝 目覚めては 「今日も晴れたね」と
たわいない言葉でいい 何度だって交わそう

君となら 二人いるなら 青空を見上げて
ただ、生きている それだけで 幸せと...

まだ何度 君と旅に行けるだろう、
並んで写真を撮れるだろう?
まだ何度 喧嘩できるだろう、
涙ぬぐってやれるだろう?

記念日がめぐるたび グラスを重ねて
遠い夢あしたの夢 何度だって語ろう

君となら 二人いるなら 星空を見上げて
ただ、愛してる それだけで 幸せと...

君となら 二人いるなら 青空を見上げて
ただ、生きている 幸せを 何度でも...


2.都忘れ

作詞:たきのえいじ
作曲:杉本眞人

遠くなる程近くなる 過ぎたあの頃
あざやかによみがえる
ふたりで生きた 歳月が
夢を道連れに
まわり道を 重ねてた

※「都忘れ」の 花を見る度
時はあの日に戻る
何も言わずに 支えてくれた
そんなお前が映る※

先の見えない淋しさや 心細さに
人知れず泣いた日も
思えば苦い 置き土産
こんな都会にも
咲いているよ 密やかに

「都忘れ」が 風にゆれてる
何もなかったように
ささやかだけど このしあわせを
そっといとしむように

(※くり返し)


3.人生半分

作詞:たきのえいじ
作曲:杉本眞人

おまえも知ってのとおり いつもガムシャラだった
雨の日も風の日も ろくに休まず眠らずに
家族の笑顔を 励みにしながら
会社に尽くしてきたのは 云うまでもない

図らずも歳の割には 出世も早く
将来を約束されたかに 思えたけれど
描いた夢には見向きもせず ひたむきに
生きてきたと思う

人生半分 まだまだ半分
人生半分 50で始まる夢がある

いつしかどこかに 置き忘れてきた
家族の絆と 自分らしさを
大事なものさえ 振り返らずに
一体何を求めて 来たというのか

どこまでも青く広がる 都会の空を
見上げては ふと思う 歩き続けた年月を
この先まだまだ続く人生 今やっと
見えてきた気がする

人生半分 これから半分
人生半分 50で始める夢もある

他でもないが よく聞いてくれ
思えばお前に 苦労をかけた
出来るならば これから先も
笑顔を忘れず そばにいてくれ

人生半分 連れ添ってきた
人生半分 お前と暮らせりゃ それでいい

お前と暮らせる それだけで


4.夕焼けのあなた

作詞:もりちよこ
作曲:湯原昌幸

いつものバスを降りて 坂道を帰るとき
茜の空に まぶしい笑顔 浮かんでる

夕餉の支度をする 同じくり返しでも
ささやかながら 今日には今日の しあわせが

生きてく勇気は 涙ぬぐう その手のなかに
きっとあると 教えてくれた
夕焼けのようなひと、あなた

私のこの人生 一日に例えれば
暮れなずむ空 人恋しさが 募るころ

いいことばかりじゃないし 辛いだけでもなかった
人並みながら 明日は明日の 夢を見る

やさしいまなざし ずっとずっと そのままでいて
おだやかに 抱きしめてくれる
夕焼けのようなひと、あなた

生きてく勇気は 涙ぬぐう その手のなかに
きっとあると 教えてくれた
夕焼けのようなひと、あなた

十年先でも 二人こうして ここにいられたなら
ルルルル ルルル ルルルル ルルル...


5.黄昏の天使たち

湯原昌幸&荒木由美子
作詞:荒木とよひさ
作曲:堀内孝雄

黄昏に心が 傷ついたら
追憶(おもいで)呼び寄せ 子供の頃へ
瞳(め)を閉じて時間を 巻きもどせば
悲しみそれさえ 眠りにつくはず
今日も愛する人と 肩をよせ合い
微笑みかける そんなぬくもりが
きっとささやかだけど 倖(しあわ)せだけを
感じ合えるから
この手を重ねれば 心を重ねれば

黄昏は寂しさ 運ぶけれど
心の窓辺(まど)から 逃がしてやれば
悲しみの迷子も 家路急ぎ
また逢う明日(あした)の 用意をするはず
今日も愛する人と 小さな疲れ
労りあえる そんなひとときが
きっと言葉じゃなくて 優しさだけを
わかち合えるから
この手を重ねれば 心を重ねれば

今日も愛する人と 肩をよせ合い
微笑みかける そんなぬくもりが
きっとささやかだけど 倖せだけを
感じ合えるから
この手を重ねれば 心を重ねれば


6.柚子

作詞:ちあき哲也
作曲:杉本眞人

まだ俺が がきの頃 越してきた家に
若い規父が植えた柚子 今年も青い実がなった…
義母(はは)譲り 柚子のジャム トーストに塗って
自信なさげに 出来を訊く おまえがやけに眩しいよ…

ちびを学校に送り出し 久しぶりだね 朝の食卓(テーブル)
隣近所の噂にも なぜか胸は安らぐ

甘酸っぱい柚子の味 後ほろ苦い柚子の味

ねぇ 今 1日だって
おまえより長く生きて やる気でいるが
ねぇ もし もしもだよ
呆気なく俺が先に 逝ったとしたら
…ごめんな

くり返し不始末を 仕出かした俺さ
いつも土下座で詫びるとは お前が親(おや)を宥めたね…
父は亡く 母も亡く 人生は速い
ひとつ正しいことをした お前を女房にしたこと…

どんな幸せを捨ててたか 沸いたケトルの笛に沁みるよ
少し休めよ、コーヒーは俺が淹れてやるから

甘酸っぱい柚子の味 後ほろ苦い柚子の味

ねぇ 今 ありがとうとか
お座なりの感謝なんか 言わずにおくが
ねぇ もし もしもだよ
償いもできず先に 逝ったとしたら
…ごめんな

甘酸っぱい柚子の味 後ほろ苦い柚子の味

ねぇ 今 1日だって
おまえより長く生きて やる気でいるが
ねぇ もし もしもだよ
苦労だけくれて先に 逝ったとしたら
…ごめんな

その時はごめんな…


7.夢なかば

作詞:たきのえいじ
作曲:杉本眞人

押し寄せる 時代の波が
我が物顔で 行く手をふさぐ
心の痛みを抱えたままで
ただ繰り返す1日

思い切ろうか こだわり捨てて
真っ直ぐとおして 来たけれど
時の流れに とまどうよりも
歯車あわせて みるもいい

※いまだ人生 夢なかば
生きる答えを 見つけるまでは
俺の人生 夢なかば
光が見える きっとこの先に※

黄昏の 窓辺に点る
灯りの下で 待つ人がいる
一緒に歩んだ歳月が今
まぶたの裏を横切る

やみくもに あがくことより
明日を見つめて いま一度
五十歩百歩の 背比べよりも
勇気を片手に 踏み出そう

いまだ人生 夢なかば
一皮むけたと 言うには早い
俺の人生 夢なかば
背中に熱い 熱い声がする

(※くり返し)


8.蝉しぐれ

作詞:たきのえいじ
作曲:三木たかし・藤竜之介

おまえのいない台所 点る灯り
いつもふたりで 過ごした夕暮れ
おまえが入院してから ふた月が過ぎ
明日(あした)ようやく 戻れる我が家に
気丈(きじょう)に生きてた つもりでも
焼きめしひとつも 作れない

窓を開ければ 蝉しぐれ
見過ごしてきた おまえの人生
胸に染みるよ 蝉しぐれ
ほんとにごめん ほんとにごめん 振り向きもせず

元気でいればそれでいい そばにいれば
明日(あした)急いで 迎えに行くから
あの日のままに置き去りの キルトの刺繍(ししゅう)
じっとおまえの帰りを 待ってる
この歳になって やっと今
気付いたおまえの ありがたさ

旅に行こうか ふたりして
落ち着いたなら 温泉宿でも
そんな事さえ してやれず
過ごしてきたと 過ごしてきたと 今更思う

窓を開ければ 蝉しぐれ
見過ごしてきた おまえの人生
胸に染みるよ 蝉しぐれ
ほんとにごめん ほんとにごめん 振り向きもせず


9.駅


10.冬桜

作詞:たきのえいじ
作曲:杉本眞人

一度だけの人生と
誰もが口にするけれど
悔やんじゃいない この生き方を
急がば回れの夢がある

桜 桜 冬桜
春に背いて咲くがいい
桜 桜 冬桜
歩いた道を 恥じるなと
ただひそやかに 心にそっと
ふり注ぐ

お人好しの くじばかり
何度も引いては苦笑い
思えばいくつ 探しただろう
おまえと 二人 人生を

桜 桜 冬桜
風に吹かれて舞い上がる
桜 桜 冬桜
幸多かれと 花びらが
二人の肩を いたわるように
ひるがえる

桜 桜 冬桜
春に背いて咲くがいい
桜 桜 冬桜
歩いた道を 恥じるなと
ただひそやかに 心にそっと
ふり注ぐ


11.雨のバラード

作詞:こうじはるか
作曲:植田喜靖

降りしきる 雨の舗道
頬つたう 銀のしずく
傘もささず 歩いてた
あゝ あの人の うしろ姿が
淋しそうで……

声かけて 呼び止めたい
なぜか心 さそわれて
足止めて 振り返れば
あゝ あの人の うしろ姿が
雨にけむる 街角

名も知らぬあなたに 昔の僕を見た
恋して燃えた火を 雨が消してしまった
遠い過去の想い出

忘られぬ 雨の舗道
頬つたう 銀のしずく
傘もささず 歩いてた
あゝ あの時の 僕の姿に
よく似ている あの人

名も知らぬあなたに 昔の僕を見た
恋して燃えた火を 雨が消してしまった
遠い過去の想い出

降りしきる 雨の舗道
頬つたう 銀のしずく
傘もささず 歩いてた
あゝ あの人の うしろ姿が
淋しそうで……

ラララ……
ラララ……


12.北の盛り場

作詞:阿久悠
作曲:井上忠夫

粉雪舞い散る盛り場は
何故かはかなげな女がいる
無口でさびしいひとがいる
恋などしないと唇かみしめ
うつくむ横顔に
心を魅かれてまたたずね行く

あゝ逢いたい 逢いたい あのひと
あゝ北国 盛り場 恋灯り

乗りかえ駅から二つ目の
こんな悲しげな盛り場にも
いのちを賭けたいひとがいる
不幸になるから誘っちゃ駄目よと
身をひくいじらしさ
捨ててはおけない気にさせるのさ

あゝ逢いたい 逢いたい あのひと
あゝ北国 盛り場 恋灯り

あゝ逢いたい 逢いたい あのひと
あゝ北国 盛り場 恋灯り


13.ビギン・the 銀座


14.嘘でもいいの

作詞:ゆうき詩子
作曲:四方章人

女は男に 惚れるたび
最後の女に なりたがるのね
わたしも女よ そう思いたい
あなたの最後の 女だと

いいのいいのよ 嘘でもいいの
想い出こぼして しまわぬように
心に目隠し してるから
誰かのところに 寄り道しても
置いてこないで 倖せを

男は女を 抱くたびに
いつでも本気と 思わせるのね
わたしも女よ そう信じたい
あなたの優しさ 温もりを

いいのいいのよ 嘘でもいいの
倖せ涙に ならないように
心の扉を 閉めるから
誰かのところで 遊んできても
連れてこないで 残り香を

いいのいいのよ 嘘でもいいの
明日がどこかに 行かないように
心に合鍵 かけるから
誰かのところで 添い寝をしても
置いてこないで 倖せを


15.時間を止めて


16.Love comedy ららばい